初心者が費用0円で実施できる!ネットショップの3つの集客方法

ネットショップを開設したにも関わらず、思うようにネットショップへの集客ができずに困っているのではないでしょうか?

費用をかけずに実施できるネットショップへの集客方法は3つあります。

集客方法①Google無料リスティング
集客方法②ブログ
集客方法③Instagram

①は商品登録の手間や審査の時間は必要ですが、比較的すぐに開始できます。②と③は効果を実感できるまでに時間がかかる中長期的施策となります。ブログはアクセス数が増えると、その後は何もしなくても集客ができるようになり、Instagramもフォロワーが増えると、すぐにネットショップへの集客が可能となるので、早めに着手すべきです。

本日はforUSERS株式会社でマーケティングを担当している筆者が、ネットショップの3つの集客方法について詳しく解説いたします。

費用をかけずにできるネットショップの3つの集客方法は「Google無料リスティング」「ブログ」「Instagram」

これがすべてというわけではありませんが、ネットショップの初心者が費用をかけずに実践できる集客方法は以下の3つです。

◆ネットショップの3つの集客方法

集客方法①Google無料リスティング
集客方法②ブログ
集客方法③Instagram

それでは、まず予算が必要なGoogleの広告について解説します。

集客方法①Google無料リスティング

もともとは、ネットショップ向けに有料の「Google ショッピング広告」というものがあります。下記のように、検索結果に商品写真とともに商品がフィードされるので、非常に獲得効率の高い広告です。

◆Google ショッピング広告

Googleショッピング広告

このように、Googleで検索すると、ネットショップで登録した商品画像をGoogleの検索結果の目立つ場所に掲載することができるのです。しかも、「スニーカー」や「USB扇風機」などのカテゴリー名やジャンル名、商品名などで検索するユーザーに広告を出稿できるのでクリック率が高いのです。

広告費は、入札制となっており決まった金額はありません。つまり人気キーワードであれば、1クリックあたり100円を超えるのですが、ニッチキーワードの場合だと1クリックあたり10円以下の場合もあります。

いずれにせよ費用は安くはありませんので、1商品を売るために1,000~3,000円も消費してしまうこともありますし、いくらお金をかけても商品が売れない場合もあります。

しかし、Google広告の中には、Google無料リスティングというものがあり、無料枠があるので、誰でもお金をかけずに広告出稿を行うことが可能です。下記をご覧ください。

◆Google無料リスティングの枠

Google無料リスティング

タブをクリックした先の広告枠となるので、露出は弱いですが無料で出稿できるという点は大きなメリットです。また、この露出頻度は大手も小規模事業者も平等に扱われるので、商品数が多い事業者であれば、商品全体である程度の露出を行うことができます。

Google無料リスティングに出稿するには、Googleショッピング広告の準備をするためのGoogleマーチャントセンターで、商品登録を実施し、Googleの審査を通過する必要があります。詳しくは下記のGoogle無料リスティングの公式ページをご覧ください。

参考:Google で無料リスティングが表示される場所(Google Merchant Center ヘルプ)

集客方法②ブログ

ECサイトに関わらず、多くの企業や個人がインターネットマーケティングの集客方法において最も実施していると言えるのがブログによる集客です。ブログというと、芸能人がファンに向けて書くような日記を連想した方もいるかもしれませんが、企業が日記をブログにアップしても、アクセス数は全く集まりません。

アクセス数を集めるなら、ユーザーが検索するお悩みキーワードに対して、その解決策となるような記事を3,000文字(原稿用紙7枚程度)程度でブログに書かなければなりません

例えば「オフィス 暑い 対策」と検索するユーザーがいたら、ブログ記事ではどのような対策をすべきかを徹底的に解説する必要があるのです。そして、大切なことはもう一点あります。それはキーワード選定です。

キーワードの検索数は、月間あたり1,000以上が基準となりますので、月間平均検索数1,000以上のキーワードについてブログ記事を書いていきます。以下をご覧ください。似たような検索キーワードでも検索される回数に大きな差があります。

◆キーワード例

「スニーカー 洗い方」月間平均検索数:18,100
「スニーカー 洗濯機」月間平均検索数:2,900
「スニーカー 漂白」月間平均検索数:880
「スニーカー 洗う頻度」月間平均検索数:320

つまり、検索数が多いキーワードでブログを書き、そしてSEOの検索結果で上位にしないと、アクセス数は集まりません。ただし、検索数が多いキーワードはライバルも多いので難易度は高くなり、検索数が少ないキーワードは比較的SEOで上位になりやすい面があります。

具体的なネットショップでのブログ施策の実施方法については、下記の記事をご覧ください。

関連記事:ECサイトの商品ページに流入を増やすSEO施策(ebisumart Media)

集客方法③Instagram

Instagramによる集客は、ネットショップ初心者が最も着手しやすい集客方法です。自社ネットショップに集客するには、Instagramのフォロワーを増やす必要があります。そのために必要なのが、自社と同じジャンルで成功しているInstagramのアカウントを探すことです。

例えば、サングラス専門店のネットショップがInstagramアカウントを開設する場合、アカウントを開設する前に、サングラスでフォロワー数の多いアカウントを見つけて、その投稿や戦略を分析する必要があります。他のアカウントを見て参考にすべきは以下の点です。

◆成功しているアカウントから参考にすべき点

・投稿内容(写真のクオリティや加工の仕方)
・アカウント開設初期の投稿内容
・投稿のタイミング
・投稿頻度
・タグ付けの仕方
・ネットショップがある場合、ネットショップへの誘導方法

特に過去の投稿までさかのぼって、アカウント初期にどのような投稿を行って、フォロワーを増やしたのかを徹底的に分析してみてください。

分析が終了したら、Instagram投稿の開始です。初期の投稿から20投稿は特に力をいれるポイントです。成功しているアカウントの投稿タイミング、頻度、タグ付けなどを参考にしてInstagramに投稿します。

なお、最新のInstagramのアルゴリズムでは「保存」をしてくれたユーザーが多いと、投稿の質が高いと判断されやすくなり、露出をより高めることができると言われています。つまり保存されるような投稿を目指すべきなのです。例えば以下のようなものです。

①アパレルネットショップの場合

真似したくなるようなおしゃれな着こなしの投稿

②釣り具のネットショップの場合

太刀魚などの大物が釣れるマル秘ポイント紹介の投稿

③雑貨店のネットショップの場合

バッグの中身が整理整頓できるアイテムを紹介する動画の投稿

このように、後でまた見たい!と思わせることができる投稿だと、保存される可能性が高くなり、それによってInstagramに評価されやすくなり、フォロワーが増えて、アカウントを成長させることができます。

フォロワーが1万人を超えると、ネットショップの集客に困らなくなるでしょう。Instagramのライブ機能を使って、ライブコマースを実施するなど、集客がカンタンになります。

まとめ

ネットショップの集客はカンタンではありません。ブログにしても、Instagramにしても、工夫と継続が必要です。また、成功者から直接ノウハウを聞くことも成功への近道でしょう。SEOに関しては、以下の記事にまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:SEO業者の実態とその手法を解説!正しいSEO施策とは?(ebisumart Media)